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幸田健太後援会報 3号 (2023年 元旦 再掲)

私は商店街で生まれましたので、かつては賑やかだった商店街の現在の様子を個人的に寂しく思っています。

なんとか商店街の灯を消さないよう、空き店舗を借り、改装し小さな教室をはじめました。10年以上前のことです。

私みたいなボンクラでも商売ができるのだからと、商売を始める人が少しでも増えて、商店街が少しずつ賑わいを取り戻して欲しいと思いながら、日々営業をしています。


私の教室は、低料金なので、どちらかと言えば、生活に余裕がある方ではない家庭が利
用することが多いようです。

仕事を掛け持ちしながら、生活を切り詰めながら、「それでも子どもにはしっかり勉強して欲しい」という親御さんの強い思いを感じます。

無料塾やリサイクルバンク事業は、なんとか、そういう家庭の手助けをすることはできないか、とはじめたものです。


私には疑問があるのです。

どうして、どの政治家も「商店街を活性化します」と言い続けながら、結果は全く反対の状況になっているのでしょう?
どうして、学校の先生は毎日忙しく一生懸命働きながら、それでも多くの子どもは学年が
上がるにつれて勉強嫌いになってしまうのでしょう?
本当に現場で働く人は一生懸命働いています。

現場で働いている人は悪くないのですから、世の中の仕組みがうまくいっていない、と私は思うのです。


私の教室には勉強の相談はもちろん、イジメや不登校や学習障害、校則、PTAの相談や、
ときには「今日食べる物がない」なんて相談まであります。

まず、しかるべき機関に連絡し相談しますが、たいていの場合は、そちらに相談した後で藁にもすがる思いで相談に来るようです。
「生活が苦しい」という相談をすることは勇気が必要で恥ずかしい気持ちになります。

けれど、本当は、住民が貧しさを感じていることを為政者が恥ずかしいと思わなければ貧困の問題が解決することはないでしょう。


無料塾もリサイクルバンクも家庭の負担を少し減らしているとは思います。

けれど、「塾に通えない」「制服が買えない」というのは表面の問題に過ぎず、その根本的な問題は、第一に貧困で、また助けいのコミュニティが時代の変化に対応できていないというところにあると思うと、問題の解決に自分の力が及ばないことを本当に悲しく悔しい思いです。


いつでも相談できる開かれた常設の事務所を設置します。

特定の団体や支援者でなく誰でも困ったときにはご相談ください、関係機関と協力して問題解決に取り組みます。 
できない約束はしません。けれど約束は必ず守ります。

幸田健太後援会報 4号

元旦に配布しました前号は反響が大きく、問い合わせ、リサイクルバンクへの寄付、相
談など、多くいただいております。

新聞折り込みのみで配付しています。ご希望の方には前号も含めお渡しします。

ご連絡ください。


前号で「できない約束はしません」と書きましたが、権限がなく約束できないことから書きます。

私は原発の再稼働には反対です。「事故が起きない原発」は「なんでも切れるハサミ」と同じで、言葉では可能ですが、現実にはあり得ません。
ひとたび事故があれば、農業も漁業も商業も観光も生活も命も故郷さえも失います。

これらを守ることが政治家の第一の仕事です。

発電所の代りはあっても、私たちの命や生活の代りはありません。

「脱炭素社会」は大切です。けれど「脱炭素」と「生活」をハカリにかければ、「生活」が勝ります。脱炭素社会は原発以外の方策で実現するべきと私は考えます。
権限もなく「原発再稼働はさせません。」と約束できませんが、一県民として原発の再
稼働に反対し、活動することを約束します。


「議員の給与は最低賃金にします。」
子育て支援、高齢者を支える医療や介護、農商工業の振興、街づくり、どれも大切で充
実しなければいけません。

ただ、使えるお金は限られていて、誰にも優先順位があり、自分のところは減らしたくありません。

話をよく聞き、誰もが納得できる税金の使い方を決めるのが政治家の仕事です。

自分や友達の取り分を先に決めて、他の人は後回しでは、誰もが納得できる公正な分配とは言えません。

「ケーキを切り分けた人が最後に選びます。」
仁徳天皇の故事にあるように、民のかまどから煙がのぼるまで、自ら支出を減らします。
条例等の制定を目指し、成立に関わらず、私自身の給与は最低賃金にします。

すべての会計を公表します。


「できるまで、みにつくまで」勉強できる無料の教室を各学校で運営します。
希望する誰もが、安価で参加できる部活動を維持します。
部活動の問題を丸投げする文科省は無責任で、これでは地域移行という名のもとに、部
活動の有料化、有料化できない競技、活動は廃止となるように私は思います。

家庭の経済格差が学力や体験、経験の格差を生むことは、本当に悲しく残念なことです。子育て世帯の家計負担をこれ以上増やさないために教育予算を増やします。指導者を育成し、部活動を維持します。

幸田健太後援会報 5号

たくさんの反響があり、ご意見やご質問をいただいています。

できるだけ正直に答えます。

 

問①
チラシ読みました。あなたは原発や商店街について根本の問題
を理解していません。

読んでいただきましてありがとうございます。

チラシでは紙幅が限られるため、十分に私の考えを伝えることは難しく、こうしてご意見をいただけることをありがたく思います。
私の考えが未熟であることは自覚しています。

だからこそ、そこを補うように、「私はこのように考える、このようにすると上手くいく。」といった、助言をいただけると助かります。

都合の良いときに伺うか、またはお越しいただくかお願いします。
また紙幅を気にしなくてよいホームページやユーチューブ(「幸田健太」で検索)を用
意しました。こちらもご利用ください。


質問②
電気代が高い、原発は必要!

私の自宅も教室も、特に教室はコロナのため換気をしながら冷暖房するので、びっくりす
るくらいの電気代です。

おっしゃる通り私も電気代が高いと感じています。ただ、東北電力を利用している方が多いと思います。

東京電力の原発を再稼働しても私たちの電気代は安くならないのではないか?と私は考えますが、不勉強でしょうか。

電気代は「脱炭素」意識を高めるためとして政府の補助が少なく、電気代を高く感じてしまいます。
原発は事故が起きれば命も生活も失ってしまいます。

国民の生命と財産を守ることが政治の第一の使命です。

建設から60年を超える原発に依存しなければならない事態は異常です。

停止している原発があると思うから再稼働したくなります。

停止している原発にも維持費がかかっています。電気代を下げる目的でもテロのリスクを下げる目的でも技術者が現役のうちに「早急な廃炉」を私は望みます。


質問③
礼ですが、無料塾やリサイクルバンクは政治家になりたい
からやっているのですか?

学校で十分な学力を身につけることができ、無料塾どころか有料の塾も世の中から必要
とされなくなる社会、家庭の経済状況に学力が影響されない社会を私は目指しています。
それにはみなさんの支援が必要です。できることが限られる中で、できることをできる場
所でしています。

それが今は無料塾やリサイクルバンクという形になっています。

無料塾やリサイクバンクだけでは救えない、解決できない問題がまだまだ多くあります。


質問④
ランドセルが買えない、生活が苦しい、という家庭は
そんなに多いのでしょうか?

「ランドセルが買えない、リサイクル品が欲しい。」という家庭は全体から見れば多くは

ありませんが、そういう家庭があるのは事実です。
多くの親が、程度の差こそあれ、我が子には十分な学力を身につけさせたいと思い、自
分への支出を後回しにして、授業料を払い、学用品を買い、部活等で必要な費用を用意し
ています。

希望の学校へ進学できるように塾や習い事に通わせ、子どもが生まれたときから進学費用を積み立てています。子どものために残業を増やし、場合によっては仕事を掛け持ちする。出費がかさんだ月は自分の食費を減らしてでも子育てをしています。

これを私たちは美談でも、なんでもなく当たり前のことと考えています。自分の親も同じようにして育ててくれたことを知っているからです。

けれど、今は「五公五民」の重税社会です。

1970年代の国民の税負担率は20%代です。

2000年代で30%になり、現在は48%です。

税金の負担が大きく、自分が親にしてもらったことを同じようにすることも難しいのが現実です。
家計の負担を減らすことで、お金は必ず地元で回ります。

地元の経済を豊かにすることが、困窮世帯を生まない、さらに手厚い救済を可能にします。子育て家庭の負担を減らすことをきっかけにして、地元の経済を豊かにしたいと考えています。

どんどんリサイクル品を利用してください。


問⑤
役所に相談やお願いに行っても個人では相手にされないことが
ある。常設の事務所を設置すると書いてありますが、選挙前だけでなく、いつでも話を聞いてくれますか?

個人的な意見であっても、地域にとって必要で、意義のあることと考え、相談に行かれ
るのですよね、本当に頭が下がります。

それでも、個人だからと邪けんに扱われれば、悲しい気持ちになるのは理解します。
個人的な意見も、たいていの場合、同じように考える人がいるものです。

誰かが勇気を持って発言するから、「私もそう思っていた」と共感できます。

せっかくの意見が個人的な意見にとどまらないように、私にいただいたご相談やご意見は許可を得て公開し、記録に残します。

また、関係機関と協力して、問題解決のお手伝いをします。

今は塾と共用でご不便をおかけしていますが、いつでも、だれでも相談できる事務所にします。


質問⑥
指定のゴミ袋がもったいない。
レジ袋を使う方が環境に良いはず。

私は買い物袋などを忘れたときには、レジ袋を購入する代わりに指定ゴミ袋を買い、買
い物袋のように使うことがあります。指定ゴミ袋は10枚入りで、忘れるたびに買うと家
にゴミ袋がたまって妻に怒られます。
指定ゴミ袋に直接バーコードを印刷して、レジ前で1枚ずつ売って欲しいと個人的には思っています。環境にも良いと思います。


質問⑦
地元の小学校の体育館は何年も雨漏りのままです。
直せないのでしょうか?

調べましたら、他にも複数の学校で雨漏りがあるそうです。

多くの要望があり、税金は優先順位をつけて使われていると思います。大切な事業はいろいろありますが「学校の雨漏り」が他の事業より優先順位が低く、放置されているのは本当に残念なことです。

教育にお金を使えるように頑張ります。協力をお願いします。


質問⑧
「子どもの教育が大切」は理解します。
年寄りのことも忘れないでください。

私は自分の経験で教育の話ばかり取り上げてしまいます、すみません。
子どもは約20年で成長し、その後、長く地元を支えてくれます。

医療でも介護でも自分が支えてもらうことを考えれば、十分な教育を受けた優秀な人に支えてもらいたい。

将来、地元を支えてくれる子どもには家庭の経済状況に関係なく、自分の子や孫に限らず、誰もが十分な教育を受けて立派な大人になって欲しいと私は考えます。

強盗、殺人、詐欺などは教育を十分に受けられず、職のない若者によって起きています。教育の充実を主張するのはそういう理由からです。
私たちの目の前にある問題や不安を解決できるのは教育です。

お年寄りのことは忘れません。お年寄りのためにも「教育」にお金を使わせてください。


質問⑨
農業について公約がないが?

母の実家の田植えなど、子どもの頃から毎年手伝っていますが、正直、私は全く農業に
詳しくありません。教えて欲しいことばかりです。

あまり考えたくない未来ですが、日本の経済力が更に下がり、もっと考えたくない未来ですが、他国との関係が悪化すれば食料危機になるのではないか?と考え、家族で少し野菜を育てるようになりました。

輸入もできない、後継者が不足し、耕作放棄地が増え、自作もできない、という最悪の未来は避けなければなりません。

わからないこと、教えて欲しいことばかりです。お知恵を貸してください。

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